震えの原因と鍼灸治療

　ここ最近、手足の震え（ふるえ）を訴えられる患者さんが続いたため、今回は震えについてのお話です

　震えとは、普通は寒い時に体温を上げるために起こる不随意運動ですが、それ以外で伸筋と屈筋が交互に収縮するために起こり、医学的には振戦（しんせん）といいます。
他にも痙攣（けいれん）やジスキネジア（口や舌をもぐもぐ動かす）などがあります。


↑（患者様が石鹸でつくられたものです。）

原因は主に以下の3つがあります。
　①脳の老化
　②動脈硬化などによる脳血流障害
　③薬剤によるもの

　当院にはパーキンソン病、アルコールによるもの、本態性振戦、バセドウ病、薬剤によるものなどの方が来院され、症状や特徴に合わせた治療を行っています。そのためにも医師の診察を受け、鍼灸との併用治療をおすすめします。


健康保険で鍼灸との併用治療が認められることを願う“まつきち”でした～