痛む場所は移動する?
- 2014/12/22
- 09:51
「先生、最初にいってた右肩の痛みはましになってきたんですけど、次は右肘のほうがいたいんです。」
治療をしていると上記のように痛む場所が移動する事がしばしばおこります。
この症状を東洋医学では「気滞(きたい)」といい、エネルギーの滞りからくる痛みをさします。鍼灸師は知っていますが患者さんに伝えないと、
「痛いとこふえたんとちゃうか~」
と不安になると思います。
私が伝える時に例えとして、
「もぐらたたきみたいなもので叩いた(治療した)ところは症状がよくなりますが他の場所に症状がでて、それを治療したらまた他のところに出て、だんだん症状がおちついてきますよ。」
と説明したりします。
ちなみに不安、ストレスで症状も強くなるので病態を説明し、安心してもらうだけで症状が和らぐことが臨床でもよくみられます。
気になる事があれば治療中、気軽にご相談くださいね~。
以上、今年も残すところ数日、元気に頑張りたいおかちゃんでした。
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