かかと(踵)の痛み ~骨棘が出てくる前に~
- 2011/11/18
- 13:29
昨日、2か月前から歩行時に踵(かかと)を地面に着いた時に痛み
を生じる患者さんが来院されました。
痛みの部分を触診すると飛び上るほどの痛みが生じていました。
踵の痛みをほっておくと、骨棘と言って足裏に骨の棘が出てくることがあります。そうなると、激しい痛みや腫れを生じ、歩行困難になることがあります。そして、手術になる場合もあります。
今回の病態は踵の痛み部位ではなくて、ふくらはぎの筋肉の緊張と骨盤の周囲の筋肉が原因でした。このような場合は、痛みのある踵だけを治療しても、効果は出にくいです。 下肢の歪みを理解して、真っ直ぐになるように治療を進めていきます。
今回は下腿後面の外側部位と腰部に鍼を行い、股関節の開きを調整しました。
すると、不思議なことに
先ほど触診した時の痛みが取れたのです。患者さんに踵を強く圧してもらっても問題ありませんでした。
普通に歩いて帰宅されました。良かったです。

痛みの部分を触診すると飛び上るほどの痛みが生じていました。
踵の痛みをほっておくと、骨棘と言って足裏に骨の棘が出てくることがあります。そうなると、激しい痛みや腫れを生じ、歩行困難になることがあります。そして、手術になる場合もあります。
今回の病態は踵の痛み部位ではなくて、ふくらはぎの筋肉の緊張と骨盤の周囲の筋肉が原因でした。このような場合は、痛みのある踵だけを治療しても、効果は出にくいです。 下肢の歪みを理解して、真っ直ぐになるように治療を進めていきます。
今回は下腿後面の外側部位と腰部に鍼を行い、股関節の開きを調整しました。
すると、不思議なことに

普通に歩いて帰宅されました。良かったです。
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