はり・きゅう治療を健康保険で! ~患者さんの強い想い~
- 2011/03/24
- 17:34
皆さんは「はり・きゅう治療が、どうして病院のように保険証を使って安く受けられないの?」と思ったことはありませんか?
月曜日の春分の日、京都仏眼鍼灸理療専門学校さんで、「社会保障と健康への権利学習と意見交換会」へスタッフみんなで参加。こうした問題について専門家の先生の意見をお聞きしたり、患者さんの訴えを聞いてきました。

学習会には、患者さん・治療家あわせて63名もの方が参加! 先ずは、金沢大学法学部の井上英夫先生が「はり・きゅう・マッサージ治療と健康権」という題名で講演されました。井上先生は、過去にも「はり・きゅう治療が医師の同意書なしに健康保険で受けられるべき」とする裁判の証言に立たれた経験もある方で、この日も「健康権」(健康に生きる権利。基本的人権に由来したすべての国民に保障された権利。)の重要さと、これとの関連で「西洋医学とはり・きゅう・マッサージなど東洋医学の選択権を患者が持てないのはおかしい」「お金の有る無しに関わらず、すべての人に医療は保証されなければならない」といったお話を、わかりやすくお話いただきました。

その後は、患者代表として大阪住之江・あびこ・京都から3名の方が発言。「鍼灸師の先生は国家資格を持っておられるのに、保険治療をするのに医師の同意書をもらわないといけないのはおかしい」「ぜひ病院と同じように健康保険が使えるように」といった声や、こうした目的のもと患者会に参加され助成金制度を勝ち取られた方の報告がありました。
また最後の意見交換でも、さまざまな意見・質問が出され、「保険を使って鍼灸治療を受けたい!」という患者さんの思いが本当に強く伝わってきました。
この患者さんの思いが、同じ思いをする少しでも多くの患者さんに伝わり、また少しでも多くの方の共感を得られ、皆さんの健康のためその想いが叶えられるよう私たちも出来ることをしていきたい!と強く感じた一日でした。
byとしぼう
月曜日の春分の日、京都仏眼鍼灸理療専門学校さんで、「社会保障と健康への権利学習と意見交換会」へスタッフみんなで参加。こうした問題について専門家の先生の意見をお聞きしたり、患者さんの訴えを聞いてきました。

学習会には、患者さん・治療家あわせて63名もの方が参加! 先ずは、金沢大学法学部の井上英夫先生が「はり・きゅう・マッサージ治療と健康権」という題名で講演されました。井上先生は、過去にも「はり・きゅう治療が医師の同意書なしに健康保険で受けられるべき」とする裁判の証言に立たれた経験もある方で、この日も「健康権」(健康に生きる権利。基本的人権に由来したすべての国民に保障された権利。)の重要さと、これとの関連で「西洋医学とはり・きゅう・マッサージなど東洋医学の選択権を患者が持てないのはおかしい」「お金の有る無しに関わらず、すべての人に医療は保証されなければならない」といったお話を、わかりやすくお話いただきました。

その後は、患者代表として大阪住之江・あびこ・京都から3名の方が発言。「鍼灸師の先生は国家資格を持っておられるのに、保険治療をするのに医師の同意書をもらわないといけないのはおかしい」「ぜひ病院と同じように健康保険が使えるように」といった声や、こうした目的のもと患者会に参加され助成金制度を勝ち取られた方の報告がありました。
また最後の意見交換でも、さまざまな意見・質問が出され、「保険を使って鍼灸治療を受けたい!」という患者さんの思いが本当に強く伝わってきました。
この患者さんの思いが、同じ思いをする少しでも多くの患者さんに伝わり、また少しでも多くの方の共感を得られ、皆さんの健康のためその想いが叶えられるよう私たちも出来ることをしていきたい!と強く感じた一日でした。
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