蓄膿症と無臭症への鍼灸治療
- 2013/03/15
- 17:24
胃腸の機能が低下している人は、身体の水分の代謝も低下します。東洋医学では湿痰(しったん)が溜まる状態をいいます。 湿痰は、胃腸から肺に運ばれて、貯蔵されます。肺が湿痰でいっぱいになると副鼻腔にも湿痰が溜まり、蓄膿症を発症します。 この状態が継続すると肺の臓腑の機能も低下し、臭いが分からなくなる、無臭症に発展すると考えております。 鍼灸治療は胃腸と水分の循環を良くする治療が主に行います。そうする...
蓄膿症 副鼻腔炎 の原因は?
- 2011/12/17
- 11:58
いつも、定期に来院される調理師さん 眉間の痛みを生じ、耳鼻科を受診されて「副鼻腔炎」と診断されました。 副鼻腔炎はドロドロした鼻水がたくさん出て、眉間や頬のあたりに痛みが生じることもあります。 ドロドロした鼻水は東洋医学では水毒(すいどく)といいます。 胃腸の調子が悪くなると、水毒が発生して肺や鼻に悪さをして、鼻水が出てきます。 今回は、胃腸の調子を整えるツボにちょこっと鍼をすると、瞬時に痛みが...